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2016年5月15日 (日)

五丈原諸葛亮博物館

宝鶏西バスターミナルへ行き蔡家坡行きの切符を買った。7時45分の定刻よりも5分ほど早くバスが満員になり出発となった。今日は五丈原諸葛亮博物館に行く予定だ。出発前に宿をチェックアウトして、五丈原諸葛亮博物館を見学した後に、そのまま扶風に行こうかとも考えたが、宝鶏に戻ることにした。理由はやはり荷物を持っての観光地はできるだけ避けたかったからだ、あと日程的にも少し余裕があるので無理する必要がなかったからだ。でも実際に行った後になってみると扶風まで行かなくとも蔡家坡で1泊するほうがよかったような気がする。蔡家坡はそこそこ大きな街で宿を探すのにもそんなに苦労しなくて済みそうだったし、蔡家坡のバスターミナルからは扶風行きのバスの他にも各方面にバスが出ていた。話を元に戻して、満員になったバスは高速道路を通り1時間ほどで蔡家坡のバスターミナルに到着した。バスターミナルの窓口で五丈原諸葛亮博物館に行きたいと言うと原上行きの切符を渡してくれた。約4元だった。バス乗り場に行き原上と書いたバスがいないか探してみた。しかし見つからなかった。行き先を書いてある看板にも原上の文字はなかった。しかたないので職員らしき人に切符を見せながら原上行きのバスはどこかとたずねてみた。しかし返ってきたのは知らないという言葉だった。近くにいる数人にきいてみたが誰もしらないと言う。私が五丈原諸葛亮博物館に行きたいと言うとやっと一人の人がそれなら一番向こうの東端にある鶏坡・四塬行き乗り場で待っていろと言うので、そこで待つことにした。しばらく待っているとバスがやってきた。運転手に切符を見せて五丈原諸葛亮博物館に行くか確認すると、乗れと言うのでバスに乗った。私とあと1人の2人だけを乗せてバスはすぐに出発した。いつもなら座席の半分以上の乗客がいないとなかなかバスは発車しようとしないのに、いくら小型のバスとはいえ座席が12ほどあるのにいいのかな?と思っていた。バスターミナルを出ると1人、2人とバスに乗りすぐに満員になってしまった。それでもまだ乗ってくるから乗客が20人ほどになった。もうこれ以上は無理だろうなと思っていたらまた3人乗ってきて、私も子供を1人ひざの上に乗せて身動きできないままバスは街から郊外に出て山を登り始めた。カーブで身体が振れると通勤ラッシュの電車を思い出す。乗客が2人降りたところで運転手が降りろと言うので私も降りた。どうやらここが博物館のあるところらしい。蔡家坡から30分ほどで到着した。しかしバスから降りたところには博物館らしき建物はなかった。男性がひとり椅子に座っているだけだった。その男性に諸葛亮博物館はどこか?と訊ねるとすぐそこだと指差している。その方向を見てみるとたしかに民家の塀らしきものがあり細い道が続いていた。私が不安げにそちらの方向に歩きだすと男性もうなづいている。細い道を通り回りこんで行くとちょっとした広場に出てそこが博物館の入口だった。門票は35元だった。中に入るとガイド本に書かれている岳飛が刻んだと伝えられる出師の表があった。しかし拓本の作業中でゆっくり見ることはできなかった。その奥に進むと諸葛亮衣冠塚という石碑があり土が盛られていた。40分ほどで外に出た。ここは見晴らしが良く遠くまでよく見通せる。北側には街が見え、西側には台地が続いている。この景色が見れただけでも来て良かったと思う。バスを降りた所でバスを待っていると、やがてバスがやって来た。来るときに乗ったバスと同じバスだった。
蔡家坡に到着し今日は朝から何も食べていなかったので、少し街を散歩しながら包子を買って食べた。本当はもっとちゃんとした食事をしたかったのだが気に入った店に出会えなかった。大通りに出ると宝鶏行きのバスが来たので手を上げて停まってもらった。料金を支払うと10元だった。来るときにはたしか16元くらい払ったので最初はなんで?と思ったがすぐにそうか高速道路を使わないで普通の道を行くんだなと思った。やっぱりその通りだった。まあ急ぐわけでもないしゆっくり戻っても問題はなかった。途中高速道路の入口付近でトラックが煙を出して燃えていた。消防車のサイレンの音も聞こえている。黒煙は空高く上がり道路は渋滞していた。
宝鶏に戻り西紅柿鶏蛋麺を食べた。トマトとタマゴを炒めた料理だ。私はこれが好きで中国ではよく食べている。日本ではあまり見たことないが中国ではよく見かける。それから路線バスに乗り炎帝陵に向かった。炎帝陵の入口がよくわからなくて乗り過ごしてしまい終点から1駅だけ歩いて戻った。炎帝陵はまだ案内の看板が出ていたので李広墓ほどではなかったが、閑散としているのは同じである。人通りのほとんどない山道を登っていくと1時間ほどで炎帝陵に到着した。中にもほとんど人はいない。日曜日でこれだけ少ないと平日はどうなってるんだろう?山の上なので多少見晴らしは良いが、まあはっきり言ってわざわざ来る価値はほとんどなかった。
宿に戻ってシャワーをしてそれから洗濯をして散歩に出かけた。歩行街を通り鉄道駅の東側まで行った。昔は按摩街だったような所を抜けて大通りに出た。最近は街で按摩街をほとんど見かけなくなったような気がする。やはり減っていっているのだろうか?ちょっと寂しい気もする。昨日と同じ宿の近くのパン屋に行ってパンを買った。お金を払うと5元の割引券をくれた。ここは20元以上の買い物をすると割引券をくれるようだ。それからちょっと面白い超市のおばちゃんとこでマンゴーとヨーグルトを買った。何が面白いかというと、ここのおばちゃんは私が買いにいくといつも独り言のように私に話しかけてくるのだ。例えばマンゴーを買うとマンゴーマンゴーマンゴーとかリズミカルに歌を歌うように話しかけてくる。どう返答すればいいのかわからないので私もいつも笑っているだけなのだが。宿に戻ってパンとマンゴーの晩御飯にした。

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