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2012年6月25日 (月)

泰山観光

今日は泰山に登ってみようと思う。準備不足は否めないがとにかく登って見ようと思っている。まずはバスに乗って岱宗坊に向かった。そしたらバスに乗って3分ほどしたらバスが故障して停まってしまった。運転手は若い女性だったが、どうも煙が出ているようで動く気配がない。乗客もみなバスから降り出したので私もバスから降りた。少し歩いて別のバスに乗り換えたがこれがいけなかった。終点で降りて朝食を食べようとすると、いつもなら5元くらいなのに10元もとられてしまった。久しぶりにこんなぼったくりの店に出くわした。それから泰山に登ろうと思って登山口を探したが、なんか違うような感じがした。地図とあってないというか違和感を覚えながらも山の方に行ってみた。この違和感はここにいる人たちがみな観光客ではなくてこの近所で生活しているような人たちで、普段着のままペットボトルを持って川の水を汲みに来ているからだ。もしくは公園で体操とかをしている。やっぱりこれは違う場所に来たなと思って手がかりを探すと龍潭水庫って書かれていた。バスを逆方面に乗ったらしい。ここからでも泰山に上れる事は登れるが、初めて泰山に登るのに裏口から登るのは納得できない。もう一度バスに乗って戻る事にした。
バスの中で厭な事を考え始めた。今日は朝の貴重な時間を1時間以上も無駄にしてしまって、なにより今日はついていない。怪我でもしたら大変だ。もう明日にして今日登るのはやめようかなと思いだした。そしてどうしようかバスの中で考えていた。いろいろ考えたが、とにかく今日出来る事はやるだけやってみようと思い直し、予定していた岱宗坊までバスで行き、そして岱宗坊から歩き始めた。この辺はまだ車道で上り坂になっている。そしてすぐに一天門に到着しここから階段になった。階段といってもゆるやかで階段と平坦な道が交互にあるような感じだ。入山料は127元でけっこう高い。30分ほど登ると女の子が一人で登っていた。なんだかもうバテているような感じだ。まあ少し気にかけながら登っていった。ガイドブックにも書いてあったが朝に登山している人は少ない。ほとんどが山から下りてくる人達ばかりだ。午後に山を登って山の上で一泊し、朝日を見てから山を下りるのが一般的らしい。
1時間半ほどで壺天閣という門まできた。この門は木が生えているというか木を含んだ形で門が建てられている。なんとも奇妙な門だ。そして登るに従って階段もきつくなってきて休憩する回数も多くなってきた。そして2時間ほどで中天門まできた。ここまで来ると景色が良くなってきた。写真を撮って少し休憩した。中天門から少し登ると、この辺りから岩に字を彫ったのが目立ち始めてくる。いなんな事を書いている。あと、ここは観光地にしては食べ物や飲料の値段がそんなに高くなくて店の数も多くあり便利である。とにかく汗をかくのでその分水分を補給するためにペットボトルの水を確保しとかないといけない。500mlくらいすぐになくなってしまう。
3時間弱登ってようやく対松山という門まできた。ここから遠くに南天門が見え始めて来た。まだまだ遠い。そして登り始めてすぐにバテていた女の子を待って「疲れたでしょう?」って声をかけてみた。「疲れた。」って言って座ってしまった。「水を持っていますか?」って聞くと「持ってない」と言うので、ペットボトルの水を1本あげて、「早く飲みなさいよ」って言うと「ありがとう」って半分くらい一気に飲んでしまった。ここからはこの女の子に着いてゆっくり一緒に登ることにした。なんで一人で登っているのかわからないが少し変わった女の子だった。ひとりで登るよりも2人で登った方が楽しいであろう。
3時間20分ほどで十八盤まできた。ここまで来ると南天門もだいぶ近くに見え始めてきた。先ほどから、やたら元気の良い一行がいる。60歳くらいの男女10人ほどのグループで、ダンスをしたりみんなで記念撮影をしたり、苦しい登山を楽しそうに登っている。そういえばさっき岩に「登歓喜地」と掘られているのを見た、「登山を楽しく好きにさせる所」と言う意味だろう。この泰山には人をそういう気持ちにさせる力があるのだろうか?十八盤からいよいよ登りがきつくなってきた。そしてその分うしろを振り返ると景色は素晴らしくなってきた。
登り始めてちょうど4時間で昇仙坊という門まできた。南天門まであとわずかだ。そして4時間15分で南天門に到着した。ここからは平坦になっており宿や商店がたくさんある。ケーブルカーの到着駅もある。ペットボトルの水を買ってきて休憩し一緒に登って来た女の子と会話をした。繊維関係の仕事をしているそうだ。そして日観峰まで登った。その時はここが頂上だと思っていたが後から確認すると電波塔というか大きな建物があるところが頂上だったようだ。頂上に行ってなくて残念。ここ泰山の私の感想を書くと、景色ではやはり黄山や張家界にはかなわない。中国の諺にもあるように五岳筆頭の泰山でさえも黄山からするとやや見劣りがする。それでも普通の山から比べると断然に素晴らしい。
しばらく南天門付近で休憩し山を下りた。下りるときは脚が疲れていたので、意識してゆっくり下りるようにした。階段が急なので転ぶと大けがになってしまう。時刻もまだ午後2時なので別に急ぐ必要もない。ゆっくり山を下りていると今度は山を登ってくる観光客が多い。ゆっくり山を下りたので帰りも3時間半ほど時間がかかってしまった。でも怪我もしないで無事に帰ってこれたのがなによりだ。
今日は昼食もろくに食べなかったのでお腹が減っている。バスに乗り女の子と2人でケンタッキーに行った。ハンバーガーとコーラを注文し一気に食べてしまった。コーラもすぐになくなってしまった。まだ足りないので再度、買いに行った。今度は四角いパンの鶏もも肉バーガーとコーヒーにした。2人で2セットづつ食べてようやくお腹が落ち着いた。久しぶりにハンバーガーを2個も食べたような気がする。学生時代は3個とか食べてたけど。
宿に戻ると宿のおばちゃんが「夕飯があるから食べなさいよ」って誘ってくれた。さっき食べたばかりだけど、せっかく誘ってくれたんで、少しだけ頂いた。宿を経営している夫婦とおばあちゃんと娘さん。私を含め5人で夕飯を頂いた。主食は山東煎餅。これは海苔のように薄く広く焼いた粉(小麦粉か米か何かの穀物と思われる)をぐるぐる巻いて食べるそうだ。パンと煎餅ともんじゃ焼きの中間みたいな感じかな?おかずは漬物と小魚を揚げたのと鶏肉。食べ方はおかずをこの山東煎餅の上にのせて食べるそうだ。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

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