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2012年6月

2012年6月30日 (土)

淄博から青島へ移動

朝ごはんを食べようと思って外に出たが、食べたいような店がなくて宿まで戻ってきた。そして受付のおばちゃんに預かってもらっていた荷物を受け取り、出発の準備をした。ここの宿のおばちゃん2人にはいろいろお世話になった。
駅の待合室で少し時間があったのでカップラーメンを買って食べた。やがて改札が始まり列車に乗ると満員だった。私の席にも当然のように人が座っていた。おっちゃんに座席を渡してもらってリュックを棚にのせて座った。そして簡易水筒にお湯を入れお茶を飲んだ。
列車は時間とおり10時に青島駅に到着した。ここから青島空港まで行かなければならない。ガイドブックには青島駅の西口の協和華天大酒店からエアポートバスが出発していると書いてあるが、あてにはできない。一応、西口から出てホテルを探してみたが、見つからないので、南口のバスターミナル近くで地図を売ってるおばちゃんに空港行きのバス乗場をたずねてみた。おばちゃんは東口のあの紅いビルの向こう側から出てるよって教えてくれたので、とにかく東口から中山路まで歩いた。中山路で再度たずねると向こうの方から出ているというので北に向かって歩いた。そうすると、それらしいバスが停まっていた。運転手に飛行場行きかたずねると間違いなく飛行場行きだった。よかった。みつかった。
空港に到着し搭乗手続きを済ませ、手荷物検査を通ると果物ナイフが荷物にあった。マンゴーを食べた時に使ったのを忘れていた。出国手続きも済ませ搭乗口に行くと、まだ2~3人しかいなかった。出発まで、まだ1時間ほどあるので免税品売場をみていると、天丹茶庄というお茶の専門店があったので入ってみた。緑茶がメインで、あとウーロン茶とプーアル茶を少し置いていた。緑茶の値段をきくと高くてとても買えない。1番安いので100元。お勧めだというのは300元とかする。売り場の女の子と話をしていると客の男性が一人入って来た。日本人でウーロン茶を探していると言っていた。私がその男性に話しかけると、その男性は私のことを中国人の店員と思っていたらしく、日本語がすごく上手ですね。って言ってくれた。なんか最近は中国人になりつつあるのかも知れない。

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2012年6月29日 (金)

濱州から淄博へ移動

朝、爆発音で目が覚めた。それもちょっとやそっとの爆発音ではない。おそらくビルを破壊するダイナマイトの音だろう。30発くらいのダイナマイト音が2回に分けて鳴り響いた。ダイナマイトの音が終わるとドドドーとビルの崩れる音がした。びっくりした。そして今日は観光できる最後の日だ。明日は帰国しなければならない。
街を歩くと包子の店があったので菜包子を2個買った。包子と言っても小龍包に近いかんじで、大根、カブ、瓜などを煮たものが具で入っていてとても美味しかった。宿に戻りチェックアウトして路線バスに乗りバスターミナルに向かう途中で雨が降り出した。今回の旅行で初めての雨だ。バスターミナルで切符を買って、それから焼きそばを食べた。皿にてんこ盛りの焼きそばが出てきて半分くらい残してしまった。たぶん日本のスーパーなどで売っている麺袋3個分以上は入ってたと思う。待合室に行って乗車口を探すとバスが発車しているところだった。締め切ったらしく間に合わなかった。
来る時は寝ていて見過ごしたので帰りは黄河を渡るのを見ようと思ってカメラを持って準備した。バスに乗って少し行くと大きな橋が見えて来た。でもまあ、あまりたいしたことはなかった。
淄博の宿に戻り、受付のおばちゃんに紹介してもらった按摩店に行った。しかし来客中で時間がかかりそうだったので出直すことにした。そして街を散歩して夕方近くに再び按摩店に行った。マッサージを1時間してもらってだいぶ楽になった。ここでマッサージをしている兄ちゃんは34歳と言っていた。手の握力がすごくあってよく効く。ちょっと痛い時もあるが後で楽になる。按摩店を出るとこちらも雨が降り出して来た。

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2012年6月28日 (木)

濱州観光

朝起きて駅まで切符を買いに行った。遅くとも土曜日の朝一番でここ淄博を出て青島に向かわなければならない。できれば、和諧号のD6001淄博8:12発、青島9:58着の切符を買いたい。11時くらいまでに青島駅につかないと14時発の飛行機に乗り遅れるかもしれない。それに青島駅から出ているエアポートバスの乗場を探さないといけないので、できれば早く着きたい。駅に行くと、運よくD6001の切符が買えたのでよかった。
宿に戻ると、おばちゃんが良い按摩店をみつけたよって言ってくれた。按摩をしてもらいたくて昨日おばちゃんに按摩店がないかたずねていたので、探してくれていたんだ。もうすぐ仕事が終わるから一緒に連れて行ってくれると言う。ありがたい。どうやら按摩店はおばちゃん家の近くにあるらしい。おばちゃんは自転車通勤らしく自転車を押して一緒に歩いて行った。15分ほどで到着した。さっそく全身按摩をしてもらった。やっぱり気持ち良い。1時間してもらって50元だった。
路線バスターミナルから167路のバスに乗って長距離バスターミナルまで移動し、そこで濱州行きのバスに乗った。マッサージが気持ちよかったのかバスの中で眠ってしまい、起きたら濱州バスターミナルに到着していた。初めて渡った黄河を見逃してしまった。もう昼だったのでバスターミナルの商店街でチンジャオ炒麺を食べて、濱州の地図を買った。
ここ濱州の長距離バスターミナルは郊外にあり、市街地まで路線バスで移動しなければならないみたいだ。とりあえず路線バス乗場でバスを待った。バスは3路線あったがどれに乗ればいいのかもよくわからないので1番早くに来たバスに乗った。15人くらい乗ったので市街地方面には行くだろう。と思っていた。地図とバス亭の名前や通りの名前を見比べて、だいたいこの辺を通っているだろうなっていう見当はついた。この濱州の街の通りの名前は解りやすい。南北の道路と東西の道路が碁盤の目のように通っており、南北の道路が東から渤海1路、渤海2路、渤海3路というように、地図では渤海30路まである。東西の道路が南から黄河1路、黄河2路というように、地図では黄河16路まである。バスの中からまわりの景色を見ると開発区らしく公共機関の新しいビルと住宅街ばかりで商店街はみあたらない。そういう風景を走り続け、途中のなんでもないような住宅街で10以上がバスから降りた。そしてバスはだんだん街外れに向かって行った。これはマズいなと思いバスから降りた。道路を渡って反対側のバス亭に行くと市街地に行きそうなバスの路線があったので、そのバスに乗った。乗り換えたバスは繁華街まで行ってくれてバスを降りた。
濱州で1泊しようと思っているので、これから宿探しだ。この街も観光地ではないので宿探しに苦労しそうだ。ただ重い荷物はすべて淄博の宿で預かってもらって、1日分の着替えと洗面道具とパスポートなどの少しの荷物だけ持ってきたので、いつもよりずっと歩きやすい。意外と運よく3軒目くらいで宿が決まった。三笑商務濱館というちょっとかわった名前の宿だ。1泊100元で部屋もきれいで広かったのでここにした。
地図を見ると中海公園と蒲湖公園という2つの公園があった。蒲湖公園の方が近かったので行ってみる事にした。繁華街を歩いて通り過ぎ黄河1路の南まで行くと蒲湖公園に到着した。この公園は入口に毛沢東の銅像があり、ちょっとした遊園地みたくなっていて子供が遊ぶ乗り物がいくつかある。湖の北側だけ少し散歩して繁華街に戻った。
繁華街で行列の出来ている店があった。普通の店のようだが20人ほど並んでいる。中国では珍しい。店の看板には茶油鴨と書かれている。いまネットで調べてみると北京ダックと似たような料理みたいだ。同じなのか少し違うのか私には解らないが、今度機会があれば食べてみたいと思う。
それから繁華街の東方面を歩いてみた。ここは建材市場ってなっていて、市場っていうか商店街みたくなっていて建設に関するいろいろな店が軒を並べている。建材、工具、電線、照明など、しかも広い。ここ濱州の街は勝利油田という油田があるらしく工場がたくさん建っている。石油が出るので急速に開発されたようで、公官庁街、住宅街、繁華街、建材市場、工場地区とはっきり区画されて建設されている。

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2012年6月27日 (水)

臨淄観光

今日は斉国歴史博物館に行って見ようと思う。路線バスは6路か20路、どちらでも臨淄まで行けるようだ。まずは20路のバスがやってきたのでそれに乗って、車掌に臨淄の街まで行くのかきいて、そこに博物館があるのか確認してみた。こういう中距離バスは普通行き先の街の名前をバスの前面ガラス下に表示してあるのだが、ここではなぜだか解らないが「張店<->辛店」と書いてある。張店とは淄博の街を指すようで、辛店とは臨淄の街を指すようだ。料金は4元だった。博物館の前で車掌が車を停めてくれて「ここが博物館だよ」って教えてくれた。とても親切だ。ありがたい。
バスを降りて博物館に入ると閑散としていた。朝早くて開館したばかりなので、それでかもしれない。チケットを買って館内に入ると展示室の電気が点いていなかった。入口をくぐると電気が点いた。どうらや自動感知のようだ。まずは春秋戦国時代の斉国の地図がありその領土は現在の山東省とほぼ同じようなかたちだった。そしてその斉国の首都がこの臨淄の街だったらしい。展示は時代ごとに分けられ、石器時代から前漢までの斉国が存在する時代。展示品は土器や青銅器、楽器、武器防具、斉国ゆかりの人物などさまざまである。1時間半ほど見学して外に出た。
淄博の街まで戻り、チャーハンとトマトタマゴ炒めを食べた。ちょっと量が多くて食べすぎた。それから宿に戻り、宿の受付のおばちゃんとおしゃべりしていた。夕方に繁華街まで歩いた。お茶屋があったのでちょっと寄ってみた。普洱茶を買いたいと思っていたので見せてもらった。普洱茶もあることはあったがメインは緑茶だった。山東省は緑茶が多いみたいだ。青島で買ったのもラオシャン緑茶だった。けっこういい値段がするので買うのをやめて、また歩き出した。そしてまたお茶屋があったので入ってみた。そのお茶屋は若い女の子が一人で留守番をしていた。普洱茶を見せてもらって値段をきくと、わからないので電話で聞いてみると言って電話で聞いてくれた。餅茶の熟茶で高いのから1つ150元、70元、30元があった。安いので十分なので30元のを4つと70元のを1つ買った。もっと欲しかったが多くは持って帰れない。
繁華街を歩いていると一口大サイズの小型の今川焼を屋台で売っていた。1個1元だったので3個買ってみた。袋には台湾小吃、紅豆餅と書いてあった。台湾から来たのだろうか?食べてみるとそんなに甘くなく3個でお腹いっぱいになった。
宿に戻り、明日はどうしようか考えた。もうここ淄博で観光するところもないし、早いけどもう青島までもどろうか、別の街に行ってみようか、そしてここ淄博から北の方に濱州という街があるのでそこに行って見る事にした。理由はまだ中国で黄河よりも北に行ったことがないので黄河を渡ってみることにした。

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2012年6月26日 (火)

泰安から淄博へ移動

今回の旅行のメイン、泰山が終わり、これからどうしようか考えた。出発前の予定では北京に行くことになっていたが、貧乏旅行なので北京に行く余裕がなくなってしまった。交通費や宿泊費を考えると山東省内の近場の観光地で安く済ませたい。それで地図を見ながら淄博に行くことに決めた。何か目的があった訳ではなく、ただ青島に近くなるので、なんとなくここにしようと思っただけである。さっそく駅に切符を買いに行った。運よく淄博までの普通快速の硬臥の切符が買えた。出発時刻は2時間後の9時46分である。出発まで少し街を散歩した。そして蘭州正宗拉麵でタマゴラーメンを食べた。この旅行ではよくお世話になっている。
駅の待合室で列車を待っていると電光掲示板の後ろの壁に絵が画かれていた。なんとも良い絵でしばらくじっと見ていた。何の絵なのかはっきりとは解らないが、私の勝手な解釈では、中心に天女が空を舞っていて鳥が飛んでいる、亀もいるのかな?左端と右端に大きなマルがあるのは太陽と月なのか?およらく泰山の日の出の様子を画いているものと思われる。
切符には発車時刻9:46と書いてあったが、いま電光掲示板をみると9:46は別の列車になっていて、自分が乗る列車は9:56発になっていた。そして9:49発の列車もある。短時間に列車が集中してまぎらわしい。間違えそうだ。しかも乗車ホームもすべて3番線だ。予想通り列車は遅れ10:00頃にやっと改札になった。中国の鉄道は日本とは違って切符を持っているからといって勝手にホームまで行くことはできない。自分の持っている切符の列車の改札が始まるまでは待合室で待ってなければならない。
2時間半ほどで淄博駅に到着した。まずは宿探しである。ここは有名な観光地ではないので駅前の勧誘もほとんどいない。駅前の道路をまっすぐに歩いて行くと何軒かホテルがある。まず目を引くのが玫瑰大酒店。そして錦江之星。これらは高そうである。ちょっと安そうなホテルを10軒くらいあたってみた。しかしどこも身分証がないとダメらしい。口をそろえて玫瑰へ行ってみたら?と言われる。観光地ではないのでしかたないが、それにしても1軒くらいあってもよさそうなのだが。それで一応玫瑰大酒店に行って1泊の料金をたずねてみた。190元だそうだ。とてもじゃないが完全に予算オーバーである。ついでに錦江之星にも行ってみたがこちらは1泊168元。それでも高すぎる。しかたないので今度は線路に沿った通りを探してみた。もう諦めかけてた5軒目くらいでようやく泊まれる宿があった。全く期待せずに聞いたので、「泊まれますよ。いいですよ」って返事をもらった時に逆にびっくりした。「えっ本当に!」って聞き返してしまった。1泊70元だそうだ。よかった。部屋を見せてもらうとシャワーもトイレもエアコンもついている。少し古びたビルだが全然OKだ。2泊分と保証金の合計200元を渡して荷物を部屋に置いた。場所は駅から線路沿いに西に3分くらい歩いたところの馨佳緑商務濱館。
受付の横に淄博の地図があったので見せてもらった。観光案内欄に斉国古城、博物館とあった。これは行かないといけないなと思って受付のおばちゃんに、ここに行きたいんだけど、どうやって行けばよいのか?ってきいてみた。場所は臨淄という街にあるらしくそこには路線バスが出ているらしい。ちょっと遠そうなので明日行くことにした。そして宿の近くにあるバスターミナルで臨淄行きのバスを調べた。

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2012年6月25日 (月)

泰山観光

今日は泰山に登ってみようと思う。準備不足は否めないがとにかく登って見ようと思っている。まずはバスに乗って岱宗坊に向かった。そしたらバスに乗って3分ほどしたらバスが故障して停まってしまった。運転手は若い女性だったが、どうも煙が出ているようで動く気配がない。乗客もみなバスから降り出したので私もバスから降りた。少し歩いて別のバスに乗り換えたがこれがいけなかった。終点で降りて朝食を食べようとすると、いつもなら5元くらいなのに10元もとられてしまった。久しぶりにこんなぼったくりの店に出くわした。それから泰山に登ろうと思って登山口を探したが、なんか違うような感じがした。地図とあってないというか違和感を覚えながらも山の方に行ってみた。この違和感はここにいる人たちがみな観光客ではなくてこの近所で生活しているような人たちで、普段着のままペットボトルを持って川の水を汲みに来ているからだ。もしくは公園で体操とかをしている。やっぱりこれは違う場所に来たなと思って手がかりを探すと龍潭水庫って書かれていた。バスを逆方面に乗ったらしい。ここからでも泰山に上れる事は登れるが、初めて泰山に登るのに裏口から登るのは納得できない。もう一度バスに乗って戻る事にした。
バスの中で厭な事を考え始めた。今日は朝の貴重な時間を1時間以上も無駄にしてしまって、なにより今日はついていない。怪我でもしたら大変だ。もう明日にして今日登るのはやめようかなと思いだした。そしてどうしようかバスの中で考えていた。いろいろ考えたが、とにかく今日出来る事はやるだけやってみようと思い直し、予定していた岱宗坊までバスで行き、そして岱宗坊から歩き始めた。この辺はまだ車道で上り坂になっている。そしてすぐに一天門に到着しここから階段になった。階段といってもゆるやかで階段と平坦な道が交互にあるような感じだ。入山料は127元でけっこう高い。30分ほど登ると女の子が一人で登っていた。なんだかもうバテているような感じだ。まあ少し気にかけながら登っていった。ガイドブックにも書いてあったが朝に登山している人は少ない。ほとんどが山から下りてくる人達ばかりだ。午後に山を登って山の上で一泊し、朝日を見てから山を下りるのが一般的らしい。
1時間半ほどで壺天閣という門まできた。この門は木が生えているというか木を含んだ形で門が建てられている。なんとも奇妙な門だ。そして登るに従って階段もきつくなってきて休憩する回数も多くなってきた。そして2時間ほどで中天門まできた。ここまで来ると景色が良くなってきた。写真を撮って少し休憩した。中天門から少し登ると、この辺りから岩に字を彫ったのが目立ち始めてくる。いなんな事を書いている。あと、ここは観光地にしては食べ物や飲料の値段がそんなに高くなくて店の数も多くあり便利である。とにかく汗をかくのでその分水分を補給するためにペットボトルの水を確保しとかないといけない。500mlくらいすぐになくなってしまう。
3時間弱登ってようやく対松山という門まできた。ここから遠くに南天門が見え始めて来た。まだまだ遠い。そして登り始めてすぐにバテていた女の子を待って「疲れたでしょう?」って声をかけてみた。「疲れた。」って言って座ってしまった。「水を持っていますか?」って聞くと「持ってない」と言うので、ペットボトルの水を1本あげて、「早く飲みなさいよ」って言うと「ありがとう」って半分くらい一気に飲んでしまった。ここからはこの女の子に着いてゆっくり一緒に登ることにした。なんで一人で登っているのかわからないが少し変わった女の子だった。ひとりで登るよりも2人で登った方が楽しいであろう。
3時間20分ほどで十八盤まできた。ここまで来ると南天門もだいぶ近くに見え始めてきた。先ほどから、やたら元気の良い一行がいる。60歳くらいの男女10人ほどのグループで、ダンスをしたりみんなで記念撮影をしたり、苦しい登山を楽しそうに登っている。そういえばさっき岩に「登歓喜地」と掘られているのを見た、「登山を楽しく好きにさせる所」と言う意味だろう。この泰山には人をそういう気持ちにさせる力があるのだろうか?十八盤からいよいよ登りがきつくなってきた。そしてその分うしろを振り返ると景色は素晴らしくなってきた。
登り始めてちょうど4時間で昇仙坊という門まできた。南天門まであとわずかだ。そして4時間15分で南天門に到着した。ここからは平坦になっており宿や商店がたくさんある。ケーブルカーの到着駅もある。ペットボトルの水を買ってきて休憩し一緒に登って来た女の子と会話をした。繊維関係の仕事をしているそうだ。そして日観峰まで登った。その時はここが頂上だと思っていたが後から確認すると電波塔というか大きな建物があるところが頂上だったようだ。頂上に行ってなくて残念。ここ泰山の私の感想を書くと、景色ではやはり黄山や張家界にはかなわない。中国の諺にもあるように五岳筆頭の泰山でさえも黄山からするとやや見劣りがする。それでも普通の山から比べると断然に素晴らしい。
しばらく南天門付近で休憩し山を下りた。下りるときは脚が疲れていたので、意識してゆっくり下りるようにした。階段が急なので転ぶと大けがになってしまう。時刻もまだ午後2時なので別に急ぐ必要もない。ゆっくり山を下りていると今度は山を登ってくる観光客が多い。ゆっくり山を下りたので帰りも3時間半ほど時間がかかってしまった。でも怪我もしないで無事に帰ってこれたのがなによりだ。
今日は昼食もろくに食べなかったのでお腹が減っている。バスに乗り女の子と2人でケンタッキーに行った。ハンバーガーとコーラを注文し一気に食べてしまった。コーラもすぐになくなってしまった。まだ足りないので再度、買いに行った。今度は四角いパンの鶏もも肉バーガーとコーヒーにした。2人で2セットづつ食べてようやくお腹が落ち着いた。久しぶりにハンバーガーを2個も食べたような気がする。学生時代は3個とか食べてたけど。
宿に戻ると宿のおばちゃんが「夕飯があるから食べなさいよ」って誘ってくれた。さっき食べたばかりだけど、せっかく誘ってくれたんで、少しだけ頂いた。宿を経営している夫婦とおばあちゃんと娘さん。私を含め5人で夕飯を頂いた。主食は山東煎餅。これは海苔のように薄く広く焼いた粉(小麦粉か米か何かの穀物と思われる)をぐるぐる巻いて食べるそうだ。パンと煎餅ともんじゃ焼きの中間みたいな感じかな?おかずは漬物と小魚を揚げたのと鶏肉。食べ方はおかずをこの山東煎餅の上にのせて食べるそうだ。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

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2012年6月24日 (日)

曲阜から泰安に移動

今日は泰山のある泰安の街に行こうと思う。朝食を宿の1階にある食堂で食べてお茶を飲んでいると一昨日の三輪タクシーのおっちゃんがやってきた。「今日はどうするんだ」って聞いてきたので「泰山に行くよ」って言うと「バスターミナルまで乗せて行くよ」って言って来た。まあ断る必要もないので乗せて行ってもらうことにした。さっそく部屋に荷物をとりに行って出発することにした。
バスターミナルで泰安までの切符を買って、検票口(乗車口)まで行くと人がたくさん待っていた。切符を見せると案の定待ってろと言われた。侯車室で待っているとそのうち改札が始まった。みんなに続いてバスに乗り座席にすわり本を見ていると、なんだがバスの中で騒ぎ始めた。どうやら満員で座席に座れない人がいるらしい。カップルの2人が追い出され別のバスに乗った。それでもまだ騒いでいる。なんだか変だなって思って一応バスの切符を見せると、犯人は私だった。どうやらこのバスは泰安行きではないらしい。となりのバスが泰安行きらしい。バスを降りてトランクからリュックをとりだしてとなりのバスに乗った。あやうく別の場所に行くところだった。バスが満員でよかった。
泰安のバスターミナルに到着し近くの宿を探した。数軒あたってみて身分証がなくても泊まれる宿で、ちょっと古かったが1泊60元で安かったのでその宿にした。この宿は60歳くらいの夫婦で経営している。宿の隣の食堂でチャーハンを食べて、岱廟に行くことにした。
歩いて駅前まで行くと、ここはずいぶんと良くなっている。駅前に吹き抜け天井の地下に新しく食べ物店などの商店街を造り、チェーン店が多く入っている。しかし人通りは少ない。駅前のバス停で岱廟行きのバスを探そうと思っていたら、三輪タクシーのおっちゃんが声をかけてきて乗せて行ってくれると言う。値段を確認したら8元って言うので高いからやめた。そしたら隣にいたにいちゃんが5元で行くと言うのでそれに乗った。
ここ岱廟も周りを障壁で囲まれている。ここの城壁は上がれるようになっていた。さっそく城壁に上って散歩してみた。途中まで行くと行き止まりになっていて民家とおぼしき建物がたってた。城壁を下りて岱廟の見学を続けた。岱廟の奥まで進むと宋天貺殿というりっぱな建物があり、建物の中にはすばらしい絵が書かれていた。絵の内容はたぶん皇帝になる人物が泰山に登る様子を書いているのではないかと思う。ネットで調べればすぐにわかるんだろうが。ここ岱廟の入場料は30元でお得感がある。逆に他の観光地の入場料が高くなりすぎたのかもしれないが。2時間ほど見学して大満足して岱廟をあとにした。
一度宿まで戻り少し休憩した。そして按摩店と運動靴を探しに街に出かけた。最近1日のなかで歩く時間が長いので脚が少し疲れ気味だ。なので泰山を登る前に少しでも疲れをとっておきたい。そして今履いている靴はずいぶん使っているので、靴底がすり減ってきて、クッションが悪くなってきている。できれば自分にフィットした新しい靴を探すことができればよい。ただ私の足は幅が広く、靴の長さのサイズがちょうどでも幅が狭く自分にぴったりした靴を探すのはなかなか難しい。出かける前に宿のおばちゃんにこの付近に按摩店がないか聞いてみた。おばちゃんは「いっぱいあるよー」って、その按摩店じゃなくてちゃんとした按摩店なんだけどって聞いてみると「うーん、ないね」って、そうした話をしていると男子学生4人が宿に入ってきた。この学生たちは済南の大学生で日本語を勉強しているそうだ。日本語を話すことができる。みんなで按摩の話や日本の話などをしてそれから街に出かけた。
まずは靴屋を見つけて、運動靴を何足か試しに履いてみた。しかし、どれも足の幅が合わない。3軒ほどで試してみたけどどれもダメだった。しかたないので靴は少し置いといて按摩店を探した。按摩店ってあるときはすぐに見つかるのにないときは全然見つからないんだね。2時間ほど歩いたがついに両方とも見つからずに宿に戻ってきた。余計に脚が疲れた。

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2012年6月23日 (土)

今朝は永和豆漿というチェーン店に入った。豆漿と南瓜餅というのを注文した。それから、歩いて孔廟まで行きおっちゃんには連絡しなかった。チケットを90元で買って孔廟に入った。開館が朝8時からで開館と同時に入った。ここは周りを城壁で囲まれている。城壁には上れないようになっていた。奥に進むと石でできた亀の背中に大きな石の板が載せられそこに文字が書かれている。どうやらその時代の皇帝とかによるものらしい。1時間半ほど見学して外に出た。ここはなかなかよかった。
次に顔廟にも行ってみた。顔廟といのは孔子の一番の弟子といわれる顔回を祭ったところである。入場料は50元だった。こちらは孔廟と違って閑散としており観光客もほとんどいなかった。ゆっくり見れるのはいいがなんか寂しい感じもする。まあ確かに見どころは孔廟よりはるかに少ない。30分ほど見学して外に出た。
青島で一緒に晩ご飯を食べた夫婦が「孔廟に行くのであれば、孟廟にも行って見るといいよ、近くの街にあるから」と教えてくれていたので、まだ時間もあるし孟廟のある雛城へと向かうことにした。バスターミナルまで行って「雛城一枚」と書いて切符売り場の姑娘に見せるもまったく通じなかった。私も「雛」の字の中国語発音を知らない。困ったなと思ったが「孟子」って書いてみるとすぐに通じた。よかった。「雛」の簡体字を知っていればよかったのだがそれも知らなかった。7元で切符を買ってバスに乗った。30分ほどで雛城のバスターミナルに到着した。
孟廟のバス亭のある路線バスを探したが見つからなかった。それでとりあえず路線バスに乗ってみた。街の中を走っていると「孟廟」と書かれた道路標識を見つけた。この辺なんだろうなと思ってバスを降りて少し探してみたがわからなかった。孟廟の場所を人に聞いてみればよかったんだろうが、それさえせずになんとなくぶらぶらと歩いて、それからまた路線バスに乗ってバスターミナル付近まで来た。もう疲れたから曲阜に帰ろうとか思って、なにしに来たんだろう?わずか2時間足らずで雛城をあとにした。たぶん疲れていたんだろう。

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2012年6月22日 (金)

済南から曲阜に移動

今日は曲阜に移動することにした。泰山にしようか曲阜にしようか迷ったが曲阜にした。曲阜で孔子廟に行こうと思っている。宿の受付でバスターミナルまでの行き方を教わり路線バスに乗った。
バスターミナルは済南駅の北側にあり、そこで曲阜までの切符を買ってバスに乗った。バスは3時間ほどで曲阜バスターミナルに到着した。バスターミナルは郊外に新しく建設されたようでまわりにはなにもない。とりあえず路線バスに乗ってみる事にした。バスに乗って少しするとどうやら街らしいところに出て来た。乗客がたくさん降りるバス亭で一緒に降りてみた。こういうときに中国のバス料金の安いのがたすかる。失敗して行き先を間違えていて何度かバスに乗ってもあまり苦にならない。降りたところでトゥクトゥク風の三輪タクシーのおっちゃんが声をかけて来た。宿を紹介するからとりあえず乗れと言っている。何度か断ったがついてくる。乗車賃は2元だと言うのでまあ宿を見るだけならかまわないだろうと思い乗ることにした。城壁をくぐり抜け孔府前の鼓楼門横の濱館に停まった。値段を聞くと一泊120元で部屋を見せてもらった。ここなら便利そうだし泊まることにした。値段がちょっと高いのが気に入らないがしかたない。部屋に荷物を置いて宿泊の手続きを済ませると三輪タクシーのおっちゃんが街を案内するから乗って行けと言っている。別に案内してもらう必要はないのだが博物館に行くと言うので乗せてもらうことにした。着いたところは孔子研究院と言うところで入館料40元だった。たしかに博物館のようで孔子にまつわるものを展示していた。しかし私にはいまひとつであった。おっちゃんが展示品を案内してくれたが半分ほどしかわからなかった。まあ中国人の孔子に対する思い入れと日本人の感覚ではずいぶんと違うと思うのだが。
次に孔林という孔子の墓のある場所に行くというので乗せてもらった。孔林の入場料は40元で電瓶車は別途料金だった。団体客とかも歩いて行っていたので、それについて歩いて行くことにした。孔子の墓を見てそれから歩いて一周した。ここは結構広くて全部で1時間30分ほどかかった。外に出ると三輪タクシーのおっちゃんが待っていてびっくりした。もう帰っているものだと思っていたが、待っててくれてたんだ。それから孔府に行った。入場料60元だった。もう疲れていたのでそんなに詳しくは見ないで戻ってきた。おっちゃんに半日くらい付き添ってもらったのでガイド料とタクシー代込みで50元渡した。明日も案内するから連絡をしてくれって電話番号を残して行った。
夕方に繁華街を散歩してパンを買って帰った。毛虫パンとピーナツパン。この毛虫パンは結構お気に入りだ。どこで買ってもだいたい美味しい。

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2012年6月21日 (木)

済南観光

宿から南の方に千佛山というところがあり、その近くに博物館もあるようだ。今日はその2つに行って見ようと思う。まずは路線バスに乗って千佛山へと向かう。入場料を払って中に入ると普通の公園のような感じだ。リフトもあるが階段で頂上まで上ってみようと思う。階段を上って行くと門があり、くぐるといきなり門票5元といわれた。払いたくないが他に道もない、選択の余地はなさそうなので、しかたなく5元払い興国禅寺という寺に入った。寺を通り過ぎてまた階段を上るとやっと山頂近くの建物にたどり着いた。ここにはいくつかの建物があり、それを見て回り、再び山頂を目指した。山頂横にある建物は修復中で立入禁止だった。山頂からは眼下に千佛山公園が広がり遠くには済南の街が見渡せる。この山は1つの独立した山で360度山の麓が見渡せる。いい眺めだ。山頂付近は堅い岩の層で出来ていて、その岩を何人もの人が通るので、テカテカに光っていて滑りやすくなっている。用心しながらゆっくりと歩いた。帰りに萬佛洞というところに寄った。入口付近にはでっかい仏像があって頂上からも見えていた。洞窟の中に入るとたくさんの仏像があった。壁にそのまま彫ったものや他から持ってきたと思われるもの、たくさんの仏像がある。一番奥には大きな仏像があった。
千佛山を出て博物館に寄った。入場料は無料で展示室は書画、古代出土品、中世の壺などがあった。ここ済南は山東省の省会で山東省は古代は斉国で歴史は古いらしい。博物館の案内では紀元前6000年以上前から文明があったと書かれている。
博物館を出て宿まで戻った。そしてちょっと遅い昼食に蘭州正宗拉麵で炒刀削麵とタマゴトマトスープを食べた。スープはやはりでっかい碗で出てきて半分くらい残した。この系列のラーメン店は手打ちラーメンで安くて美味しい。清真教徒が個人で経営しているものと思われるが中国には数多くある。ただビールと豚肉を禁止している店がほとんどだ。これでビールが飲めれば最高なんだけど、こんな不謹慎なことを書いては失礼ですね。
お腹も満足し趵突泉公園に行った。ここは池がたくさんあり地下から水が湧き出ている。池の底から泡がぷくぷく出ているところもある。これを見ると台湾の蘇澳冷泉を思い出す。ゆっくりと温泉につかりたい気分だ。中国に来てずっとシャワーだけなので温泉施設を造ってくれればいいんだけど。メインの池では水が湧き出ている様子がよくわかる。水もきれいだ。公園を一周すると水が出なくなった池もあるのか水が濁っているところもある。趵突泉のとなりに湧水を飲める場所があってそこでペットボトルに水を入れて持って帰ってきた。美味しい感じがする。
宿の近くを散歩しながら包子店をみつけたのでそこで菜包子を2個買って帰ってきた。ここの包子は安くて美味しい。

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2012年6月20日 (水)

青島から済南に移動

朝の列車で青島を後にして済南に向かった。列車は通化行きで空いていて6人用のベッドにおっちゃんと私の2人だけだった。おっちゃんと少し会話をしながらのんびりと行った。済南東の駅に到着しおっちゃんと別れ駅に降りた。済南の駅がメインらしくここ済南東の駅前には商店などない。駅前がすぐ大明湖公園になっていて、そこの東門から入り大明湖路を抜けてちょっとした繁華街に出た。宿を探しながら歩いたがなかなか良さそうな宿が見つからない。やっと1軒みつけて入ってみたが中国政府発行の身分証がないとダメだそうだ。こればかりはなんとも厭な気持にさせられる。とか言ってもしかたないので宿を探すためにまた歩いた。2時間ほど歩き10軒目くらいでやっと宿が決まった。よかった。だけど疲れた。宿そのものが少ないし、私の泊まれそうな宿はもっと少ない。やはり済南東駅がまずかったんだろうな?済南駅方面に路線バスで移動しとけばよかったのかも?宿の場所は趵突泉近くの濼源路にある青年旅舎という宿。
宿で少しゆっくりして受付に行くと美人のお姉さんが夜は泉城広場が賑やかになりますよって教えてくれたので行ってみる事にした。なるほど行って見ると人が大勢いて賑やかだった。そしてある時間になると噴水のショーが始まり歓声が上がる。広場や商店街を散歩して、そして大きな商業ビルに入った。ここにはユニクロや味千ラーメンがはいっていた。宿に戻ろうと思って歩いていると迷子になってしまった。30分くらい彷徨っていると、なぜか偶然に宿の近くの見覚えのある場所に出て来た。よかった。

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2012年6月19日 (火)

青島市街地観光

昨日海鮮料理店で食べ残した水餃子を包んでもらって持って帰ってきたのを食べた。今日は八大関景区に行って海岸を歩いてみようと思う。路線バスに乗って香港路方面を目指した。八大関景区を少し乗り過ごし歩いて戻っていると、このあたりの海岸はカップルの記念撮影が流行っているのか、30組ほどのカップルがウェディングドレスとタキシード姿で本格的な撮影会をやっていた。プロのカメラマンやスタイリストらしき人物が数人いる。それぞれの自分の好みの場所で撮影をしている。こんなに朝早くに、しかも平日だし、観光バスが3台停まっていたので、どうやらこのようなツアーがあるのだろう?大勢のカップルを前になんか別世界に来たような感じで、自分が一人で歩いている方が不自然に思えてきた。
このあたりでは花石楼という建物が有名らしいのでそこに向かった。団体旅行客が大勢歩いて来たので場所はすぐにわかった。それにしても中国の団体ツアーは人数が多い。50~60人くらいは当たり前で多いのでは200人以上の時もある。ガイドも大変だろうけどまあ景気が良い証拠だろう。今の日本と比べると日本はなんとかしないといけないと思う。話は戻って、その団体旅行客について一緒に花石楼に入ってみた。昔の有名な邸宅らしいのだが私にはあまり魅かれるものはなかった。ただ屋上からの景色は良かった。公主楼というのもこの近くにあるみたいなので探してみたがよくわからなかった。工事中の建物があったので多分そこが公主楼だと思うのだが確信はもてない。
次は321路のバスに乗って青島博物館に向かった。青島博物館のバス亭で下りると博物館の前を大規模な工事をしていた。なんだか厭な予感がしてきた。今までに何回か博物館の工事中閉館に出くわしている。今の中国は色々な公共施設が建て替えられている。恐る恐る博物館の方に歩いて行くと門は開いていた。中に入ると職員らしき人物が向こうに行けと言っているようだ。よくわからないが、言われるままに北門から入りぐるっと南にまわって行くと入口があった。よかった。工事は遊園地の乗り物を造っているようだ。博物館は無料だった。中に入ると、まず古代の鏡の展示室があり、次に日用雑貨の展示室、そして書画の展示室があった。1時間ほど見学して一階の土産物コーナーの前にコーヒーの自動販売機があったので珍しので買って飲もうとしていたらおばちゃんが出てきて5元紙幣を1元コインに両替してくれた。2元入れて純珈琲のボタンを押すとお湯にちょっとだけ茶色の色がついた液体がコップに入って出て来た。カップの底も透けて見えている。なんだこれは??コーヒーの濃縮液が切れたのか?とか思って、ちょっとだけ飲んでみたがやはり微かにコーヒーの味はするがお湯だった。おばちゃんに「不是珈琲」と言ったが、おばちゃんはまったく動じず、純珈琲はそんなものだと言っている。「加奶糖」にしないからダメなのよとか言いながら、また私に2元を入れさせ加奶糖のボタンを押した。ちょっとだけ茶色い砂糖入りミルクが出てきて、さっきの純珈琲のカップの液体と混ぜて、はい、これでいいわよ。とかって、おいおいちょっとまってくれよと思ったが、怒ってもしかたない、もう笑うしかない。おばちゃんが中に椅子があるから座ってゆっくり飲んで行きなさいよって言うもんだから、椅子に座っておばちゃんと警備のおっちゃんと3人でくつろいで会話しながら過ごさせてもらいました。
博物館のあるこの辺りは開発地区らしく新しい建物が次々と建設されているようだ。少し歩いて行くと商店街があり、そこで米線の店があったので昼飯にしようとおもって入った。セット商品(麺+ドリンク+チキン)が36元だったのでそれを注文し50元渡すと6元を持っていませんか?と聞かれサイフをみるとあったので6元渡した。そうすると料理は出てきたがおつりがいっこうに出てこない。食べ終わっても出てこない。6元まで余分にとっといておつりをもってこないとは腹が立つ。忘れているんだろうから店員を呼んで、お釣がまだ来てないよっていうと、おかわりの麺が1玉出て来た。どうやら私の発音が悪いらしい。お金の銭と米線が同じに聞こえるのだろうか?しかたないのでリーダーらしき女性を呼んで値段の確認をした。やはり36元で間違いない。それで56元渡したけどおつりがまだ来ていないって言うと、おつりを30元もってきた。なんなのかよくわからないけど、ちゃんと10元は返して20元だけもらって出てきました。
それから台東路に行って見ようと思いバス亭を探して歩いた。やっと台東路行きのバス亭を見つけ、そこでバスを待っていたがなかなかバスがやってこない。変だなーっておもいながらも20分ほど待っていた。30分が過ぎてもやってこない。やっぱり変だと思ってバスの案内板を良く見ると1時間に1便って書いてあった。ショックだったがあと15分ほどなので待つことにした。しかしバスは時間とおりにはやって来ず、結局1時間ほど待っていた。
バスに乗りやっと台東路に到着した。歩行街を1時間ほど歩いてみた。ここは従来の商店街といった感じだ。シャツを買おうと思い探していたが意外と高くあきらめた。宿に戻り近くの果物店でマンゴーとライチを買って食べた。昨日買って食べたマンゴーはまったく美味しくなかったので、ちょっと高いのにしたがあまり美味しくはなかった。昨日のマンゴーよりかはましだったけど。そして宿で少しくつろいで時計をみるともう8時になっていた。まだ外は明るい。変だなーって思っていると、ふと日本時間のままで中国時間にあわせていないことに気がついた。ここでやっと昨日のツアーの朝の不思議さの謎が解けた。旅行会社の事を時間がルーズだなんて思っていたけど自分が間違っていたんだ。なんだそうだったんだ。

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2012年6月18日 (月)

青島ラオシャン観光

昨日申し込んだ日帰りツアーの集合時間が7:45だったので、7:30に旅行会社まで行った。そしたらおばちゃんが眠そうに出て来て、「8時出発だよ。」と言っている。まあそれは昨日聞いていたので知っている。なんか周りの雰囲気がまだまだなような感じなので、少し散歩をしながら包子店でも探してみようと思い、出かける事にした。30分ほど散歩したが、良さそうな店は見つけられずに旅行会社まで戻って来た。もう8時なのでそろそろだろうと思っていたが、なんだかまだそんな様子でもない。まあ時間にいいかげんなのはしかたないと思いながら、椅子に座ってお茶を入れて一人でのんびりしていた。やがて今日のツアーのガイドの人がやってきた。それから運転手がやってきた。なんとなく出発の雰囲気が出て来た。それから旅行会社前の朝食屋で食事を済ませやっと出発になった。
車はワゴン車で13人ほど乗れるタイプだった。駅前のホテルをまわり旅行客を集めやっと出発になった。今回のツアー客は全部で10人だった。まずは小高い丘の上にある電視塔(電波塔)に行った。電視塔は展望室までエレベーターで上れるようになっていた。しかし今日は雲が多く景色は良くない。展望室付近は雲に覆われていて見えない。行ってもしかたないだろうなとおもい行かない事にした。次に行ったのはオリンピック観光塔で北京オリンピックの時に帆船競技が行われた場所が博物館になったころだ。別途40元が必要で入ってみたが、まあ帆船に興味がない人にはどうってことはない。その後ラオシャン近くまで移動して昼食になった。ここは観光客用の飯店だったので行かない事にした。こういう観光客相手の飯店は高いだけで良くないのが相場だ。行ったのも2人だけで他の人はみな行かないと言っていた。昼食も終わりやっとメインのラオシャン観光になった。風景区に入るとここからは風景区内の専用の観光バスがあって一般の車両は禁止らしい。バスでケーブルカー乗場まで行って、そこから先は自由行動になった。ケーブルカーで山に上る人と上らない人に別れた。私は別途ケーブルカー費用を払って山頂付近を目指した。ケーブルカーに乗ったのは私とカップル2組。1組は少し山を上ったところで息切れし早々に断念した。もう1組は若いカップルで女の子は青島の大学院に行っているそうだ。大学で日本語を5年間勉強したと言っていて結構上手に話せる。男性は山西省でもう仕事をしているそうだ。2人とも高校生時代からの友人だそうだ。女性の方はしっかりした足取りで男性の方は結構バテていた。それでもなんとか3人で頂上まで行けた。見晴らしの良いところで休憩し3人で会話しながら、楽しいひと時を過ごさせてもらった。山を下りてツアー客用の土産物屋に2軒寄って市街地まで戻り解散になった。
まだ夕方なので私は全身按摩をしてもらいたくて按摩店を探し1時間全身按摩をしてもらった。それから食事をしようと思い中山路まで出るとさっきまでツアーで一緒だった夫婦に偶然出会った。一緒に食事をさせてもらうことになって3人で四方路の海鮮料理店に行った。男性はもう現役を引退しているそうだ。64歳と言っていた。ハルピンで電力関係の仕事をしていたそうで福島の原発事故の事を大変心配してくれていた。来年2人で東京に行くそうだ。いい旅になりますように。

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2012年6月17日 (日)

山東省旅行記

1年ぶりの中国旅行。今回は旅行資金がないためANAマイレージでの旅行。久しぶりにANAのホームページのマイレージクラブを見てみると来月から期限切れでマイルが少しずつなくなっていくようになっていた。それでマイル特典国際航空券を調べてみると、Lシーズン期間が6月末までで期間中は航空券とマイル交換がお得になっていたので、14,000ポイントを使って関西空港から青島に行くことにした。今回の旅行の一番の目的は泰山。泰山に行って頂上まで歩いて登ってみたいと思います。
まずは関西空港から青島空港へ、機内で何の映画を見ようかな?などと考えて飛行機に乗ると近距離線なのでありませんでした。残念。しかし相変わらず今回の旅行の出発も天気が悪いです。なんか晴天の日に出発したことがないような?気もしますがまあそれはそれ、完全な雨男ということでしょうな。最近になってやっと気が付きました。
青島空港に到着するとこちらは曇り空、とりあえず雨が降ってなくて良かったです。青島空港で市街地行きのエアポートバスを探すもなかなか見つけられずに迷ってしまった。ここは国際線と国内線の2つのターミナルがあるんですが、あまり大きな空港ではないため国内線出口からしか市街地行きのエアポートバスが出ていませんでした。とりあえず20元で青島駅方面行きのバスに乗り終点まで行くことにしました。
青島駅に到着しさっそく切符を買いに切符売り場に行って、長い列に並んで計画表と相談しながら、済南に行くことにしました。それで明後日の済南行きの普通快速の寝台列車の切符を買いました。時間は6時間程度。青島と済南の間には中国新幹線というか和諧号も走っていて、2時間半から3時間程度で着くみたいなのですが、のんびり行こうと思って普通快速にしました。普通快速の寝台だと和諧号とくらべて料金はほとんどかわりませんでした。もう少し安いのかと思っていました。
切符も買えて駅の外に出るとおばちゃん2人組みが声をかけて来た。どうやら泊まる場所の勧誘みたいだ。ちょっと話をしながらついて行ってみることにした。おばちゃんといっても私より1歳年下でした。最初に行ったホテルは高い割に良くなくて断った。次に行った濱館はそこそこだったのでOKしたのだが身分証がないと(中国人でないと)ダメらしい。3番目に行った濱館も良くなくて断った。4番目に行った濱館もあまり良くはなかったが、それでもまあなんとか許容範囲内かなと思いOKにした。泊まる所も決まり明日のラオシャン観光の話をおばちゃんにすると旅行会社を世話するので一緒に行こうと言う。それでまた旅行会社に一緒に行くことにした。旅行会社のパンフレットを見せてもらうと日帰り旅行で135元。ラオシャンの入山料80元と車代とガイド費用が含まれていて、昼食、リフト代金、その他観光地の入場料は別途必要らしい。まあそんなに高くはないので申し込みをした。
その後、おばちゃんがついて来いと言うので、ついていくと足療店に到着した。足療店で少し雑談をしていたが、おばちゃんに今日はそんな元気ないからまた今度にするよ、もしまた別の日にでもここに来るようなことがあれば、おばちゃんに電話をかけるからと言って別れた。一応値段を聞くと260元だった。お金があればいいのだが、今回の旅行は貧乏旅行なので1日300元しか使えない。
按摩の話を少しさせてもらうと、按摩店(足療店)と看板を出していてもいろいろなタイプの店があって私なんかが見分けるのは結構難しい。大まかに分けると、1:マッサージ店、こればマッサージの教育と実習を受けた人がマッサージをしてくれる。2:按摩医療店、これは鍼灸など医学的に治療をしてくれるようだ。私は行った事がない。3:いかがわしい按摩店、若い女の子が出てきて3本足の真ん中をマッサージしてくれる。ほとんどの店がこのタイプである。しかしこのタイプは複雑で多岐にわたる。悪い店では被害にあったりもする。以上3つは看板を見ただけではほとんど区別がつかない。4:盲人按摩店、これは看板にもきちんと盲人按摩と書いており間違いがない。なので私はここに良く行く。

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2012年6月16日 (土)

山東省旅行計画

スケジュール
【6/16 土】高知空港->伊丹空港->京都
【6/17 日】京都->関西空港->青島空港
【6/18 月】青島 労山観光
【6/19 火】青島観光 
【6/20 水】青島->済南
【6/21 木】済南観光
【6/22 金】済南->曲阜
【6/23 土】曲阜観光
【6/24 日】曲阜->泰山
【6/25 月】泰山観光
【6/26 火】泰山->淄博
【6/27 水】淄博観光
【6/28 木】淄博->濱州
【6/29 金】濱州->淄博
【6/30 土】淄博->青島空港->関西空港->京都
【7/01 日】京都->伊丹空港->高知空港

概要
山東省の青島・済南・曲阜・泰山に行ってきました。
今回の旅行でも大勢のかたにお世話になりました。みなさまありがとうございました。

高知≪=≫伊丹の往復航空券も関西空港≪=≫青島のマイル交換の国際航空券に含まれており無料でした。
ただ空港利用料と燃料サーチャージは別途必要でした。
あと、今までの中国旅行で中国元が5000元ほど残っていたので、今回の旅行では、その5000元範囲でなんとかやりくりしてみようと思っています。

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